柵原ふれあい鉱山公園



久米郡美咲町の柵原ふれあい鉱山公園に行って来ました。

宇野バス美作線の周匝（すさい）バス停を起点に元の片上鉄道の軌道敷を整備した片鉄ロマン街道を伝って１時間半ほど歩きました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　片鉄吉ヶ原駅　　　　　　　　　　　　　　　　　　

片上鉄道は大正１２年に柵原鉱山から片上港まで鉱石を運搬するために敷かれた鉄道で、鉱山の閉山後も平成３年までお客を運び続けた懐かしいローカル鉄道です。
総延長３３．８キロのうち、旧柵原町内の５キロほどを歩いた所にかつての駅舎をそのまま保存した吉ヶ原駅がありました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　道路に埋め込まれた標識 　　　　飯岡から一山越えると… 　　　　　　吉井川と合流、そして…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉ヶ原の町が見えてきました 　　　　案内標識に沿って進むと… 　　　　　　駅が見えてきました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉ヶ原駅 　　　終点柵原駅の一つ手前の駅 　　　　　駅舎の中も昔のまま
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　列車が止まっていたり… 　　　　信号機も残っていて今にも… 　　　列車がやって来そうな感じです


　　　　　　　　　　　　　　鉱山公園　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

吉ヶ原駅が公園の入口になっていました。
公園には鉱山が栄えていた頃の町の様子などを再現した模型などを展示する資料館を中心に当時の様子を伝える鉱山ゆかりの展示物が並んでいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　公園の芝生広場と… 　　　　　　　　鉱山資料館 　　　　坑道の中で活躍したトロッコ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鉱山のシンボル… 　　　　　　　　中央竪坑櫓 　　　　これはレプリカだそうです
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高瀬舟の模型 　　　　　　　吉井川を下り… 　　　　　鉱石を運んだそうです
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　駅には懐かしい車両はもちろん… 　　　鉄道関連のさまざまな施設が… 　　　　　まとめて保存されていました




片鉄ロマン街道の散策で残る区間は、美作国の吉ヶ原ー柵原間と備前国の和気ー片上間となりました。
またの機会にぜひ歩きたいと思っています。