紅葉前線は美作国から


紅葉前線は毎年、鏡野町の県立森林公園や奥津渓谷から吉備高原を通って県南に下りてきます。

鏡野町の紅葉の名所、奥津渓から苫田ダムの建設で様変わりしつつある奥津温泉街を散策してきました。


　　　　　　　　　　　　　　中銀清楓荘界隈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

大釣橋から中銀清楓荘界隈が奥津渓きっての紅葉の名所です。
平成１８年１１月９日の記録です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大釣橋 　　　　　　　　車・車・車… 　　　　　　中銀清楓荘界隈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今年は暖かい日が続き… 　　　　遅めの紅葉だそうですが… 　　　この日が丁度見ごろの様でした


　　　　　　　　　　　　　天然記念物の甌穴群　　　　　　　　　　　　　　　

奥津川のおよそ３キロに渡る渓谷は国指定の名勝で、水の勢いで小石が永い年月をかけて柔らかい花崗岩を削って出来た珍しい甌穴群は天然記念物に指定されています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奥津渓谷 　　　　　　　２つ並んだ甌穴 　　　　　　　　　　甌穴
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あちこちの岩をよく見ると… 　　　　いくつもの穴が確認できます 　　　　　　甌穴群の周辺も…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅葉が進み… 　　　　清流と鮮やかなコントラストを 　　　　　　描き出しています


　　　　　　　　　　　　変わり行く温泉街　　　　　　　　　　　　　　

苫田ダムの建設で温泉街の様子も今、変わりつつあります。
１７９号バイパスが開通して、車の流れが変わり、津山から奥津行きの定期バスも新しい幹線を通るようになりました。
温泉街の周辺には新しい観光施設が次々に出来ています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奥津橋 　　　河原には足踏み洗濯の洗濯場 　　　　　　昔ながらの温泉街
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　対岸に新しい観光施設 　　　　　　　　花美人の里 　　　　　大浴場やレストラン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガーデンカフェや足湯もあります 　　　　　新しい幹線沿いに道の駅 　　　ふるさと物産館が目玉です







美作三湯の一つとして古くから栄え、津山の奥座敷として藩主も足を運んだと言われる由緒ある温泉の雰囲気が薄れていくのではないかといささか心配になりました。