木堂翁の生家訪問



５月１５日は昭和７年に起きた５．１５事件で凶弾に倒れた犬養毅（号木堂）翁の命日です。

お墓参りを兼ねて、岡山市川入の生家を訪ねました。


　　　　　　　　　　　　　　　生家は国指定の重文　　　　　　　　　　　　　　　　　　

生家はこの地方の大庄屋だった犬養家の家屋を解体修理したもので、堂々とした屋敷構えを今に伝えており、昭和５３年に母屋と土蔵が国の重要文化財に指定されています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新緑に包まれた生家 　　　　　生家の案内板と… 　　　　生誕の地の大きな石碑
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　門を潜ると… 　　　　　　　　　　母屋 　　　　　　庭に面した…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　座敷では木堂まつり協賛の… 　　　　琴の演奏会が開かれていた 　　　　　囲炉裏のある台所
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かまど 　　　　　　　　裏庭には… 　　　　　　井戸がありました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　滑車と… 　　　　　水を汲み上げる木桶 　　　　　　　　　裏門

　　　　　　　　　　　　　　犬養木堂記念館　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

生家と小川を挟んだ隣接地に記念館がありました。
資料館には木堂翁の足跡を偲ぶ遺品、遺墨などが展示されていましたが、庭が印象に残りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　裏門を出ると… 　　　　　　木堂記念館 　　　　　　　中の展示室
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　展示室外側の… 　　　　庭に木堂翁の好きだった… 　　　　はなのきが植樹されている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　周囲の木々も色づき… 　　　　　　　庭の風情を… 　　　　　　引き立てていました


　　　　　　　　　　　　　　　　生家近くにお墓　　　　　　　　　　　　　　　　　　

生家近くに故内閣総理大臣犬養公之碑と記された大きな石碑があり、その脇に木堂翁のお墓がありました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木堂のこみちを辿ると… 　　　　　　墓地に至ります 　　　　　　大きな石碑は…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　故内閣総理大臣之碑 　　　石碑の脇に３男健と並んで… 　　　　犬養毅の墓がありました




お墓に手を合わせ、「話せばわかる」という言葉を残して海軍将校の凶弾に倒れた木堂翁を静かに偲びました。