井倉洞散策



岡山県を代表する鍾乳洞として知られる新見市の井倉洞を散策してきました。

JR井倉駅から歩いて１０分ほどの高梁川沿いにありました。

現地で昭和４０年代に何度か撮影した懐かしい蒸気機関車に出会いました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　D５１に再会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

カルスト台地が広がるかつての備中国の北西部は石灰岩の産地で、石灰石を満載した貨物列車を牽引していたのがD５１（でごいち）の愛称で呼ばれた蒸気機関車でした。３台のD５１が３筋の煙を吐きながら坂を登る姿は迫力満点でした。
井倉洞に来て、そんなD５１に会えるとは思いもよらないことでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　JR井倉駅 　　　　駅前通りを１０分ほど歩くと 　　　歓迎アーチが出迎えてくれます
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこに展示されていたのが… 　　　　　　　D５１８３８型の… 　　　　　　蒸気機関車でした


　　　　　　　　　　　　　　渓谷の絶景　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

阿哲台地は石灰岩で出来たカルスト台地で、石灰岩が露出した絶壁と高梁川の流れが美しい眺めを楽しませてくれました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絶壁と高梁川 　　　　　露出した石灰岩と… 　　　　　　流れ落ちる滝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　井倉洞の入口は… 　　　　　　高梁川を渡った所に… 　　　　　　　　ありました


　　　　　　　　　　　　地底の散策　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

井倉洞は全長１，２００メートル，高低差９０メートルの洞窟で、永遠の時を越えて、地下水と石灰岩が作り上げた造形美を堪能しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここからは別世界 　　　　鍾乳石が色々な形に見えます 　　　　　　　化粧まわし
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くらげ岩 　　　　　　　　　こうもり岩 　　　　下から伸び上がった石筍
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大将が沢山の武人を… 　　　　　　引き連れた武人の館 　　　　　通路を塞ぐとうせんぼう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見返りの池 　　　　　　池に浮かぶ島でしょうか 　　　　神秘の世界に別れを告げる




井倉洞や満奇洞など開発された洞窟以外にも、備中国西北部のカルスト地帯には、人知れず眠っている洞窟が沢山あると想像されます。
新たな神秘の世界が開かれる時が来るかも知れません。