毛無し山散策


おかやま観光キャンペーンの企画「旬の１日体験バス」に参加して毛無山に行ってきました。

町中の雑踏を離れて自然に癒しを求める森林セラピーが売り物の散策コースでした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　健康と癒しの小経　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

新庄村の毛無山に森林浴を楽しむ、「ゆりかごの小径」と名付けられた散策コースがありました。
マイナスイオンを浴びながら２時間余り、山の中を巡り、新庄村の自然を満喫してきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　県下最大の自然の宝庫毛無山 　　　　癒しの森入山の前に… 　　　　　案内人の話を聞く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　標識に沿って進むと… 　　　　　ブナの原生林が… 　　　　　　迎えてくれます
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木の幹から水の流れる音？ 　　　　　聴診器で使って… 　　　　　　　　　聞く人も　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トチの木の根元に… 　　　　　　トチの実を展示 　　　　　弥生人の食料の一つ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岩の上に根を張ったブナの木 　　　　山県下の杉の苗木を… 　　　　採るための母なる木、母樹林

　　　　　　　　　　　　　　　　古代の製鉄、たたら跡なども　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ゆりかごの小径には、豊かな自然だけでなく、そこで暮らしていた古代人たちの生活の跡も痕跡を留めていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中国山地一帯には古くから… 　　　　　砂鉄から玉鋼を採る… 　　　　「たたら」がたくさんあった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たたら精錬の燃料となる… 　　　　　炭を焼いた窯跡だった 　　　　　　かも知れません
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人の背丈のはるか上にある… 　　　　　赤いテープは積もったの位置 　　　　その厳しい冬をまた迎える






古くからたたら製鉄や製塩、焼き物などの燃料に大量の木材の伐採を続けてきた岡山県は自然植生の少ない県だといわれています。
残された貴重な自然を次の世代への引き継ぐことの大切さを体験した散策でした。
バスの旅は滝の数々を訪れましたが、その模様は次のページにまとめました。